沙織の尻こそばいつぶやき

沙織のつぶやき

日本の電源構成にも影響を与える

関西電力の高浜原子力発電所1、2号機と美浜原発3号機の再稼働に必要な安全審査に着手、もっとも規制委が納得するかは不透明やて。
2日の審査では火災対策やらなんやらについて「詳細に説明してほしい」「十分、議論せなあかん」と審査官らから質問が相次いやて。
運転延長には安全審査とは別に規制委のはや一つの審査が待ち受けるんやて。
長期間の運転で設備が劣化しておる恐れがあり、機器の健全性の確認が目的やて。
この「延長審査」の手続きを関電は8日以降に申請する見込みやて。
時間との闘いもあるんやて。
高浜1、2号機は新規制導入後の猶予期間を終えて16年7月、美浜3号機は同11月に延長認可の期限が来るんやて。
稼働から40年にさしかかった原発のうち、関電の美浜1、2号機やらなんやら5基は3月に廃炉を決めたんやて。
関電が高浜1、2号機と美浜3号機の存続を目指すのは、発電能力が大きく稼働すれば利益につながるためやて。
国内には35年以上の原発がほかに4基あるんやて。
日本エネルギー経済研究所によると、国内の原発を原則通り40年で止めた場合、電力供給に占める原子力の比率は30年時点で15%程度になる可能性があるんやて。
運転を20年延長できれば上積みできるんやて。審査の行方は将来の日本の電源構成にも影響を与えるんやて。